『漁船に、巨大なマンボウが引っ掛かった。
それはそれはおおきなマンボウで、人間を何人も丸呑みできるくらい。
ゾウとかの比じゃない。
政府のエライ人達がそのマンボウを見に来た。
みんな諭吉さんを連想させる着物を着ていた。
オシャレなヒゲがある人もいた。
港のコンクリートに寝かせたマンボウはとても弱っていた。
もうピチピチとはねない。
ただ、口とエラで呼吸をしていた。
政府はしばらくして、このマンボウを丁重に保護すると発表した』
というニュースを見ているかのような夢。
その時代にいて、自分がエライ人達の中の一人のような気もした。
が、見える映像が上空から見たような全体映像だった。
なんだか突っ込み所の多い夢だった。
この夢についてmixiで呟いたら、マイミクの一人がコメントをくれました。
『その夢が現実なら、マンボウを被災地の食料にすべきだ』
なんだか私は悲しかったです。
そんな弱ってる命を、大きすぎて世話する苦労は半端じゃないであろう命を、魚の命を、救うという政府の決断にホッコリしていたので。
私達は魚を食べて生きてる。
よくわからないがマンボウだってきっと食べられるだろう。
けど。
生きたまま食べたりするけど、けど!
なんだか、あのマンボウを殺して食料にするという発想が、悲しかった。
なんだろうね。
私達は生きてる物の命をいただいて生きているのに。
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