こんばんわ、埜明です。
本を読み終わりました。
『know』
野崎まどさんの小説です。
ハヤカワ文庫って、頭使います。語るほど読んでないですが……
世界中のほとんどの物質が情報化され、脳の処理補助として電子脳が埋め込まれるのが当たり前になった時代のお話。
パソコンみたいな検索閲覧が脳内でできて、画面はないけど視覚として見える。
そんな夢みたいな時代。
ボク達が夢見る技術の良いところ、悪いところ。
そしてその時代の人が夢見る技術。
電子脳のついてないボクはいつもより頭をたくさん使って読んだんだと思う。
世界って、すごい。
進化って、すごい。
人間って、すごい。
そして、『最先端』を目の当たりにするのって、ドキドキして、ワクワクして、すごく怖い。
よくある例えだけど、ジェットコースターみたいな本だった。
新しい登場人物はみんなラスボスに思えるくらい緊張させてくる。
でも振り返ると今主人公が立ち向かっている敵の足元にも及ばない。
でもあの時は確かに、敵わない強大な敵に思えたんだ。
頭も心もたくさんたくさん動かす小説でした。
ライトノベルって何だよライトって、って思ってたのですが、確かにこの小説と比べるとライト。
何かが軽い。自分への負荷かしら。
ズーンと。
読みごたえのある作品でした。
もしよかったら読んでみてください。
他の方の感想が聞いてみたいです^ω^
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