こんばんは。埜明です。
最近、でもないな。数年単位かもしれない。
キラキラした人や作品を見るとウってなります。
それはきっと、自分がキラキラできていないから。
それに気付いてしまうから。
いけない。
そう思って変わろうとしてみても、いつのまにか外が眩しくて目を細めてしまう。
でももう歳を重ねたし、やるならやらなくてはいけない。
初めての仕事も決まり。
もしかしたらこのまま違う世界に行けるかもしれない。
でも変わらないかもしれない。
ほら、実際バイトしてるときは変わってない。
そんな日常の中。
一冊の本にであった。
大塚明夫さんの『声優魂』
声優になるには、とか声優ってこんなお仕事、っていう本は読んだ。目指し始めた頃から最近まで、バイト先が本屋ってのもあって、入荷したものや取り寄せたもの、読んだ。
でも。
声優はおすすめできない、ってひたすらに書かれた本は初めて読んだ。
何十年も、この世界を諦めた人、諦めきれずに失敗した人、失敗と思わずに生きてる人を見続けて、自身は生き残った方だから。
とても重かった。
そして。
最後のページで涙が出そうになった。
眩しい。
けど、目を背けたい眩しさじゃない。
刺さる。
けど、顔を歪めるような痛さじゃない。
全部全部私が受け止めたい。
その上で、考えて、前を向きたい。
………ガハッ
パタリ
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