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埜明
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性別:
女性
職業:
声優さん(卵)
自己紹介:
コスプレもそうだけど、何かになりきるってすっごく楽しいよね!

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ラジオで喋ったりライブで歌ったりしてます。
全国に私の声が届けられますように。

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夢。

おはようございます、喉がカラカラするぞっ、埜明ですのん。
お薬が明日で切れるのですが、そろそろ治ってくださいお願いしますなんでもs(略
さて。昨日ですが。
あの、ね。
夢が嫌な内容過ぎて泣きました。
夢のせいで泣いたのなんてどれくらいぶりでしょう。前回が記憶にありません。
文字にするとなんてことはないよくある展開なんですけど。でも私は辛かったんですよぅ。
夢なので場面展開がおかしくても許して。
以下夢の内容だよ!
ってなると長いから先に告知させてね!
月曜の生放送、『万有引力の放課後』公開生放送@中野Mスタジオ、放送終了後にアフタートーク&ミニライブが決定しました! 
私は王道電波ソング、がちゃっとしてきゅ~っとするやつを歌う予定ですのん!
みんなで歌おうねー´▽`*
詳細はtwitter(@shabu_shimemaro)か昨日の記事を御覧ください!
では、私の夢の内容をどうぞ。
何か創作の役に立たないかな、立たないか。
読み物として楽しんでいただければ幸いです。
気がついたらそこにいた。
動物園に近いような。大きな公園みたいでもある。
ケージというか檻というか。
生き物が囲われてるからやっぱり動物園なのかしら。
それを見ている私たちはみんな死んでいる、それはなんとなく知ってた。なんか心が理解してた。
で、この場にはお父さんがいるのもわかっていた。
お姉ちゃんは……生きてるのかな、ここにはいない。お母さんはわからない。近くにいるような気がする。
温室みたいなところに入った。
カエルがたくさんいる。
森に住んでいる種類のような。ちょっとザラっとしてて緑が濃いなぁ。
壁にはりついたり、天井からぶら下がってる網にしがみついていたり。
そのほとんどがお尻から泡を出している。ああ、産卵の季節なのね。
「ここにいるのは、生まれ変わることを選択した人たちです。」
あれ、ガイドさんなんていたんだ。女性だ。それ以上はよくわからない。
さっき檻の中にいた動物たちも死んで生まれ変わった姿だもんなぁ。頭がそう考えていた。
どうりでこの動物園(?)、客である私たちがテンション低いわけだ。自分達の将来なるかもしれない姿を見ているんだから。
時折バランスを崩してなのか、網から落ちるカエルがいた。
誰も何も言わなかったけど、それが『失敗』で『死』を意味していると、なぜか頭は知っていた。
気が付くと大きな洞窟、のような穴の前にいた。
洞窟道に入らない道も続いていて。まぁ要するに分かれ道。
これが何を意味するのか。
『生まれ変わる』のか『幽霊としてここに残る』のか。
生まれ変わったら、きっと記憶はなくなってしまうのだろう。
…叫び声が聞こえる。誰かが穴に入っていった。抗えない力に引っ張られて。彼(もうシルエットしか見えないけど多分彼で合ってる)はその道を望んではいなかったようだ。
どうやら生まれ変わるかどうか、選択できない人もいるらしい。
その人を無言で見送った。それしかできなかった。
さて、そろそろ私たちの番ですね、お父さん。
お父さんは穴とは違う道を選んでいた。少し進んで、止まって、分かれ道に立つ私を見ていた。
少し言葉を交わした気がする。
何を話したのか、頭に会話が入ってこなかった。なんだか寂しくて胸がきゅうっとなったのを覚えている。
なにかをお父さんにあげようとした。「どうせ記憶がなくなっちゃうんだから、これはもういらないもの。」みたいな事をいった気がする。
なんか輪郭がぼんやりしていて何かはわからないけど、とても大切なものだった。 
半泣きで笑って、私は穴の道へ進んだ。
さっきまでなかった気がするけど、ドアがあったので引いて、そのなかに1歩足を踏み入れた。ドアのおかげでもう引き返せないんだ、って、わかった。
顔を出してお父さんを見た。ばいばい、お父さん。
洞窟の中は真っ暗で。入ってすぐカーブがあった。
私は一人でそこを進んだ。
気持ちとしては一人で、なんだけど、右斜め後ろに女性がいた気がする。
そういえば分かれ道にもいたな、この人。
振り返らないから顔も姿もわからないけど。気配でなんとなくわかる。
そういえばお父さんが走って追いかけてきたような気がするけど、それは気がするだけかもしれない。
お店にいた。
ビレバンみたいな、ごちゃっとした薄暗い雑貨屋さん。
私は高校生くらいなんだろうか。若い女の子だった。姿は生前と違う、気がする。鏡見てないからわからないけど。腕しか見えないし。
「あれ、私この世界に残ったのかな。」
一瞬そう思った。進んだ道と違う?あれ?
ヘアアクセサリーコーナー。隣にいるのはなんかちょっとギャルっぽい女の子。クラスメイトかはわからないけど、『友達』なのは心が知っていた。
あ、この子、さっき斜め後ろにいた人だ。なんとなくわかった。
「これかわいいー!」
その子がカチューシャを手に取る。
あっ。
「触っても………通り抜けない!モノに触れる!」
思わずそう言うと、その子はこっちを向いて。
みるみるうちに泣き笑いの表情になって。
「やったぁ!触れる!持てる!」
二人で泣きながら抱きあった。
私の頭はおいついていなかった。
霊なのに触れることに感動したのか、生まれ変わって実体を持ったことに感動したのか。
(起きてから考えるに、きっと私は生まれ変わったのだろう。女の子に。)
階段を降りると、雑貨の奥に大きな大きな水槽があった。
とてもじゃないけど現実にはありえない大きさの蟹がいる。一人。(生まれ変わった姿だと知っているから、なんとなく頭は人という単位で考えていた)
それと、体がもう半分くらいない蟹が一人………
その蟹を見た瞬間に2つのことが頭を駆け巡った。
ひとつはこの建物の外、この水槽が繋がった先に生前の姿そのままのお父さんがいて、水面を静かに覗き込んでいたこと。
(別れたはずのお父さんが生前の姿で私は違うから、やっぱり私は生まれ変わったんだろうか。でも後から追いかけてきた気がしたし、、もうわからないや。)
そしてもうひとつ。
「おかあさんっ!!!」
そのボロボロの蟹はお母さんだということ。
私は友達を気にせず走って水槽に向かった。
「お母さんもうやめてっ!」
お母さんは……お母さんだった蟹は、自分の体を鋏で千切っては水面に届けていた。
そこに感じるのは、ただひたすら、愛情。
ものすんごい寂しさを纏った、愛情。
お母さんは、自分の体をお父さんに届けていた。
蟹になった以上、人間のような知能はないのに。
生前の記憶はないはずなのに。
ただひたすらに、機械的に、でも何かまっすぐな意思を持って。
お母さんは自分の体を、殺していた。
「もうやめてっ!お母さんっ!!!」
そこで目が覚めて。
起きた瞬間に涙がとまらなくなったのでした。
すごい夢。
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